С праздником!
昨日の記事でも少し書いた、NHKの『100分de名著』～トルストイ『戦争と平和』を無事見ることができました(^q^)
たった30分の番組だけど、なかなか良いね。
杉本哲太氏の朗読と紙芝居のような映像は、視聴者にわかりやすいように工夫してあるし、伊集院光氏の一般読者としての視点と、専門家の川端香男里氏によるわかりやすい解説は、敷居が高いと思っていた層にも受け入れられるんじゃないかと思いました。
いいなー、と思ったら、またもやテレコムスタッフ制作か！「世界の街道をゆく」や「世界の車窓から」とか、なかなか私好みの番組を作りよる・・・DVDとか出るだろうか。出たら欲しいかも。
次回放送は水曜日です( ・ω・)ノ
公式HPはコチラ☆彡
さて、6月12日はДень России（ロシアの日）でした。
各地では様々なイベントが行われたようですよ。
６月１２日にロシアでは何を祝うか
６月１２日、わが国ではロシアの日―２００２年まで国家主権宣言採択の日と呼ばれていた―を祝う。この祝日は最も新しい国の祝日とみなされているが、ロシア連邦ではこの日は公式な休日である。
祝日の歴史
１９９０年６月１２日、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国第一回人民代議員大会で、「ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の国家主権宣言」が採択された。１９９４年、宣言の採択の日である６月１２日を、国家レベルでの祝日とみなすことが決定された。
２００２年まで、この祝日は「ロシア連邦国家主権宣言採択の日」という名称であり、ロシアの全国民にとって公式の休日であった。
祝日の日付が決められた当初から、ロシア史におけるこの日の意味を、ロシア国民全員が理解していたわけではない。事実上、祝日の本質は、この主権宣言からロシアの新しい歴史の幕が開いたことにあり、まさに宣言の採択とともに現代の国民主権社会の基盤が置かれたことにある。
２００２年２月１日の新労働法典採択からこの祝日は「ロシアの日」と改称され、６月１２日は以前と同様、ロシア国民にとっては休日のまま残った。この祝日は今日、公民の平和の日を意味し、国内のあらゆる地域の国民の統合の日を意味するものである。
なぜ６月１２日を「独立記念日」と呼んではいけないか
この祝日を「独立記念日」と呼ぶのは、完全には正しくない。国における独立の日というものは国の基礎がおかれることを記念して、他国からの分離もしくは占領状態の中断を記念して制定されるものである。「ロシアの日」は、ロシアの主権が宣言された日（国内の勢力からの独立）ではあるが、これは他国からの分離を意味するものではない。また、「ロシアの日」が祝う出来事と、１９９１年１２月２６日のソ連解体とを混同するべきではない。
２０１３年の祝賀行事
６月１２日はロシア全土で大々的に祝われる予定だ。モスクワの赤の広場では「地区パレード」と呼ばれる歴史を題材にしたカーニバルと祝賀コンサートが行われる。首都の各区でも音楽フェスティバルやマスターコース、展覧会が行われる。ポクロンナヤ丘、ツァリツィノ公園、コローメンスコエ、ネスクーチヌィ庭園、クラースナヤ・プレスニャでも催しを見ることができる。祝賀行事は花火によって締めくくられる。
出典：АиФ（6月10日付け）
「ロシアの日」、モスクワ市内をツァーリ、公、宇宙飛行士たちが練り歩く
ロシアの首都が盛大に国の主要な祭日を祝う。市民をセルゲイ・ソビャーニン市長代理が祝った。
ロシアの日によせて、モスクワでは初めて地区パレードが行われています。ロシア史の主要な時代を象徴した巨大な舞台セットが、歴史的人物とともに、プーシキン広場からルビャンカ広場まで移動しました。行列には船「キエフ・ルーシ」、動乱時代、ピョートルⅠ世時代、十月革命、大祖国戦争、宇宙の征服者をテーマにした舞台セットが登場しました。
ロシアの日に、モスクワ市民をセルゲイ・ソビャーニン氏が祝いました。戦争経験者たちとの会談で、市長代理を務めたソビャーニン氏は、自己推薦で市長選に出馬するつもりだと公式に表明しました。
一時的にモスクワ市長の職責を果たすセルゲイ・ソビャーニン氏：「法的には、党から指名されるか、有権者の票を集めるかすることができます。最もシンプルな選択肢は、指名されることです。これははるかに事を荒立てない手段ですが、私が思うに、最も困難で大変な選択肢、つまりモスクワ市民７万人以上の票を集めることが不可欠だと考えています。つまりモスクワ市民の、直接的な有権者の支援を確保して進むということです。それが正しいだろうと思います」
ロシアの日の祝賀行事は全国で行われています。最初に祝日が始まったのは、カムチャツカと極東です。多くの都市ではロシアの日にちなんだスポーツ大会、陸上マラソン大会や自転車レースが行われ、軍事愛国者クラブが独自のフェスティバルを行いました。図書館や郷土博物館では、ロシア史をテーマにした展示会が開催されました。
ロシアの日、グロズヌイでも歌や踊りが行われました。栄光通りでは子どもたちがチェチェン語とロシア語でロシア国家を演奏し、その後チョークでアスファルトにロシアの大きな地図を描きました。空にはロシアのトリコロール色の風船が舞い上がりました。
ロシアの日はロシア連邦の主要な国家的祝祭日です。１９９０年のこの日、人民代議員会議で、当時まだソ連邦の一員であったロシアの国家主権宣言が採択されました。ちょうど１年後、６月１２日に、最初の大統領としてボリス・エリツィンが選出されました。ロシアの日という名称は、この祝日が休日として新労働法典に盛り込まれた２００２年になってからのものです。
支持率が高いうちに再選挙をするためという理由で。辞任しても選挙までは代理を務めるんですね。
チェチェンの首都グロズヌイでのイベントは、なかなか政治的な意図が見えます。
「ロシア人」という語には、民族名をあらわすрусский（ルースキイ）と、ロシア国民を示すроссиянин（ロシヤーニン）という言い方がありますが、多民族国家ならではの呼び方だよなあ、と思います。ロシアに住んでいても、タタール人だったりチェチェン人だったり、色々な民族がいますよね。
国内に最大182いるといわれる民族も、調査によって大幅に増減するそうですね。
あなたは何人ですか？
と聞かれたとき、彼らは自らのアイデンティティを「何人」に求めるのか。自分は「何人」であると答えるのか。それにはきっと国内の政策も大きな影響を与えるのでしょうね。
＊＊＊めも＊＊＊
Съезд народных депутатов：人民代議員大会
РСФСР：ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国
и.о.＝исполняющий обязанности：臨時、代理
самовыдвиженец：自己推薦
выдвигаться от партии：党から指名される
краеведческий музей：郷土博物館
Что празднуют 12 июня в России?
モスクワのソビャーニン市長って、たしか10日ほど前に辞任したんですよね( ﾟдﾟ)