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Channel: ロシアぶろぐ(仮)~目指せ1日1ロシアネタ~
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プーチン大統領「クリミアを編入する気はなかった」~歴史教科書にクリミア問題を掲載の方向~

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Привет( ・ω・)ノ

いやー、新年度の忙しさ半端ないですねw

ちょっとナメてましたわorz

というわけで、少々更新が滞っています(;´Д`)

このところ2日に1回ぐらいかなー。仕事が早く落ち着けばいいなー。


そんな中でも興味深い事件はたびたび起こるわけで。

特に今ホットなロシアウクライナをめぐる問題については、知識として知っておかなければならないので、やっぱりちょいちょい拾い読みしておこうと思いますorz


というわけで、クリミアがロシアの一部となってからもうすぐ1ヶ月。あの時のことをプーチン大統領自らが語ったようです。





Подробнее здесь: http://itar-tass.com/politika/1111359

プーチン大統領:ロシアはクリミアを編入するつもりはなかった

人々の感情を示す住民投票を経てはじめて決定が下された、と大統領が指摘


ノヴォ・オガリョヴォ、4月10日、イタルタス通信 

ロシアはクリミア編入の準備はできていなかったし、決定は地元住民感情についてのデータを得てはじめて下された。このことについて、ウラジーミル・プーチン露大統領が「全ロシア人民戦線」(※プーチン大統領の支持団体)の活動家との会談で明らかにした。

「人々の感情が明らかになってはじめて、私は最終決定を下したのです。なぜなら、私たちは事態のこのような発展に備えていなかったからです」―このように彼は強調した。


プーチン大統領の発言によれば、密かに行われた最初の社会調査の後、人々の感情がわかるようになったという。

「私たちが選んだ路線が正しかったことが最終的に明らかになりました」―と、彼はクリミア住民の80%、セヴァストーポリではそれ以上の住民がロシアへの編入に賛成した調査データに言及して認めた。

「私はクリミア住民とセヴァストーポリ住民が取った立場に対し、彼らへの感謝の言葉に同調したい」―このように、ロシア大統領は語った。

彼はまた、近いうちクリミアが補助を受ける地域から与える地域へと変わりうるだろうと指摘した。

「この地域の経済的ポテンシャルはとても大きいのです。近いうち、数年で、もしかしたら数年よりも早いかもしれないが、クリミアは補助を受ける地域から与える地域へと変わるでしょう。クリミアにはそのための全てがあるのです」―このように大統領は述べた。


プーチン大統領の発言によれば、クリミアには小さな、しかし効果的な産業が作られ得る。「クリミアは南岸に良いレクリエーションがあり、とても有望なインフラがあります」―このようにプーチン大統領は補足した。もし半島の発展にきちんとアプローチするならば、「結果は十分に速く、はっきりと得られるだろう」という。


スタニスラフ・ゴヴォルヒン全ロシア人民戦線中央本部共同代表は、会談の質疑応答セッションはじめる際、「ロシアにとって将来を決定するとき(クリミア編入についての決定が下されたとき)に断固とした勇気ある立場を示したことに対し、プーチン大統領に感謝の意を表明した。ゴヴォルヒン共同代表は、「母なるロシアから切り離された祖国の島の幻肢痛」が、これまで多くのロシア国民を苦しめてきたことに触れた。「そして今こそ、我々は共にある。本当にありがとうございます」と、この有名映画監督(共同代表)は大統領に感謝した。


この出来事は間違いなく、歴史の一部として記録されるでしょうが、すでに学校の歴史の教科書への掲載も検討されているようです。

クリミア史、セヴァストーポリ史はロシアの新しい教科書でどのように描かれるのでしょうね。大変に興味深い話題です。

そういや、最初はロシア大バッシングだった日本の報道が、最近何となくマイルドになってきたように思います。なんでだろう。

週末はG20ですが、そこでウクライナ問題が少しでも良い方向へ進展することを願っています。


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