五輪団体戦金メダリストであるロシアのユリア・リプニツカヤは、ソチ五輪個人戦で200.57を獲得し5位だった。 リプニツカヤはプログラムを滑るときにミスをした。3ループが回転不足になり、3サルコウで転倒した。 演技を終えて、15歳のリプニツカヤは、緊張のためジャンプをコントロールできなかったと告白した。
―ユーリャ、今日はリンクに出るのが緊張しましたか?
―いつもの調子でした。観客席で誰かが悪口を言い始めて、誰かが「静かに」と言いました。それで私はちょっと嬉しくなりました。でも、ここの観客の皆さんはすごくて、応援にとても助けられました。
―今日のご自分のスケーティングについてはいかがですか?
―オリンピックで理想的なスケーティングをしたかったんですが、そうはなりませんでした。
―何が妨げとなったのでしょう?
―転倒です。SPでも、FSでも、ジャンプのコントロールをやめてしまったことで説明がつきます。おかげさまで、FSの最後のジャンプはまとめられました。緊張と疲労です。頭がいっぱいで…
―団体戦のあと、あまりにも注目が集まったことで、準備に支障はありませんでしたか?
―モスクワでは本当に追い回されました。身を隠そうとしたんですが、どこもカメラがいて、どこも記者たちがいるという感じでした。私たちのリンクは非公開ではないので、入ることができるんです。何かおばさんがやってくると、さっとカメラを取り出したんです。
―それが影響したのですか?
―私には影響していません。他の人たちが対応してくれていましたから。私には全く影響しませんでした。
―団体戦と個人戦の両方に出場しましたが、コンディションを保つのは大変でしたか?
―この大会には、はるかに良いコンディションで来ていたのですが、上手くいきませんでした。
―今日リンクに出る前、コーチは何を言ったのですか?
―コーチは私にとって大事なことをたくさん言ってくれました。
―あなたにとって大事だったのは、総合で何位になることだったのでしょう?
―何位でも覚悟しています。チームの足を引っ張らず、金メダルを獲ることができてよかったです。
―団体戦の金メダルの喜びと、個人戦でメダルを逃した悔しさとでは、どちらが大きいですか?
―もちろん、個人戦で「やらかした」ことはとても残念です。理想的なスケーティングが本当にしたかったです。
―でも、あなたにはまだ先があるじゃないですか。
ユーリャ・゚・(つД`)・゚・
団体戦のあと、急に注目が集まったからね・・・
五輪という舞台で満足のいくスケーティングができなかったのは残念だけど、団体戦ではとてもいい演技をしたことだし、胸をはっていいと思います。
アデリーナともどもがんばりました!
それはそうと、トゥトベリゼコーチって若いけれど凄い指導者ですね。見た目は怖そうだけど、良い先生っぽい。
今後も注目です。
つづきですー。