ソチ五輪ロシア代表決定～プルシェンコが負けたらスケ連解散？政治家が表明～

Жириновский пригрозил разогнать Федерацию фигурного катания из-за Плющенко

ジリノフスキーがプルシェンコを理由にフィギュアスケート連盟を解散させると脅す

ロシア自由民主党のウラジーミル・ジリノフスキー党首は、エヴゲーニイ・プルシェンコがソチ五輪で敗北した場合、ロシアフィギュアスケート連盟を「解散」させるために党はあらゆることを行うつもりだと表明した。ジリノフスキーは、ロシア男子シングル代表にはプルシェンコではなく、マクシム・コフトゥンをたてるべきだと考えている。このように、インタファクス通信が報じている。

１月２３日、ロシア自由民主党党首は下院で、なぜロシア代表にコフトゥンではなくプルシェンコが入ったのかを説明するよう、ロシアフィギュアスケート連盟に質問書を送ると語った。「もしプルシェンコが敗北するならば、この連盟を解散させるためにあらゆる手段をとる」―このように、ジリノフスキーは補足した。

２０１４ソチ五輪フィギュアスケート代表メンバーは１月２２日に指名された。男子シングルの唯一のロシア枠をめぐるプルシェンコの最大のライバルだったのは、１２月に行われたロシア選手権でそのベテランライバルを破った１８歳のマクシム・コフトゥンだった。

しかし、先週、プルシェンコが出場しなかったブダペストでの欧州選手権で、コフトゥンは５位にとどまった。プルシェンコはというと１月２１日に非公開テスト・スケーティングを行った。その結果により、３１歳の選手に有利な決定が下された。ソチ五輪は彼にとっては選手人生で４度目の五輪となる。補欠として申請されたのは、コフトゥンと、欧州選手権で２位になったセルゲイ・ヴォロノフ。

発表後、プルシェンコを指導しているアレクセイ・ミーシンコーチは、オリンピックでの教え子の課題になるのはロシアに「ふさわしい代表を務めること」だと明らかにした。プルシェンコは男子個人だけでなく、団体にも出場しなければならない。