Привет( ・ω・)ノ
昨日関東で初雪が降ったそうですね。
あまりにも寒いので、うちもようやく暖房器具を導入しました。
一応、エアコンはついているのですが、どうもあの温風が苦手でorz
今までは湯たんぽで切り抜けていたのですが、さすがに厳しいのでコタツを出しました。
思いっきり散らかった6畳の部屋に、ファミリーサイズのコタツを出すためにはまず掃除をせねばなりません。
帰宅後掃除すること2日・・・ついにコタツを出すことに成功しました!わーい快適!
Супер! КОТАЦУ!
そういや、コタツってロシア語でなんて言うんだろうー、と思って辞書引いてみたらこう書いてありました。
■コンサイス和露
котацу―японское традиционное отопление, вмонтированное в стол снизу (сверху накрывается одеялом):机の下に内蔵されている日本の伝統的な暖房(上から毛布で覆われている)
■研究社和露
котацу―жаровня в деревянных рамках, покрытая сверху одеялом. Вид японского отопления. 上から毛布で覆われている木枠の中の火鉢。日本の暖房の一種。
やっぱムズいな(;´Д`)
とにかく、これでこの冬も乗り越えられそうです!
さて、先日ロシアの通貨ルーブルに新しい記号ができたと報道されていました。
そこで突然ですがクイズです。
次のうち、ロシアの新しい通貨記号に選ばれたのはどれでしょう?
正解は記事の最後で!
中央銀行のエリヴィラ・ナビウリナ総裁がロシアの通貨に記号を承認
私たちの財布の中にルーブル記号が描かれた新しい硬貨が来年にもお目見えするかもしれない。もうまもなく、公式相場が掲載されている中央銀行のサイトに、もうまもなくルーブル記号が現れる。
昨日、ロシア銀行がロシアの通貨記号を承認した。ルーブルのシンボルマークとなったのは、下に水平線を引いたキリル文字の“Р“だ、と中央銀行エリヴィラ・ナビウリナ総裁は伝えた。総裁によれば、これは2つの平行線が存在する印象を与え、それがロシア・ルーブルの安定した地位を象徴するのだという。ルーブル記号は外国でのわが国の通貨の認知度を高めるだろう。
すでに11月に、ロシア銀行のオフィシャルサイトでは、全ての希望者に対しルーブル記号案の公開討論への参加が呼びかけられていた。そして5つの案から選択することが提案された。結果として選ばれた記号を、この「国民投票」の参加者の61.1パーセントが支持した。
文字“Р”の下に横線が引いてあるシンボルは、およそ50の案に存在したと、ロシア銀行のルントフスキー第一副総裁は説明した。商取引に携わる人たちはもう長いことそれに類する記号を使用している。今度はその記号は公式の地位を得るのだ。ルーブル記号は時間とともにコンピュータのキーボードに現れるだろうと、アレクサンドル・トルシン上院第一副議長は期待している。しかし、そのためにはまず記号がジュネーブにある標準化に関する国際委員会でしかるべき手続きをとらなければならない。そしてそれには一定の時間がかかる。しかし、中央銀行はこの手続をためらうつもりはない。
「認知度を高めるために、まずはルーブル記号を公式書類や銀行界、小売で広く使用する必要があります。私の見解では、実際のキーボードにもバーチャルキーボードにもこのシンボルを導入し、使用するために、パソコン、タブレット、スマートフォンの製造業者と話をまとめることが必要です」―このように専門家は述べている。
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興味深いことに、お金の単位が「記号」で示されるようになったのはかなり昔のことである。このような略称を見ることができる最初の例は、紀元前後の古代ギリシャの借用書においてである。当時、1ドラクマを示すのに、真ん中から右に短い線が書かれたラテン文字の“I”の形をした垂直線の記号が採用された。
今日、世界にはおよそ150種類の様々な国の通貨記号がある。しかし、その中で最も知られていて認知度が高いのはほんの少ししかない。それは米ドル、ユーロ、日本円、英スターリング・ポンドで、それらの通貨は1文字で表されている。
ドル記号は世界で最も認知度が高い。ところで、まったく同じ記号がさらに41カ国の通貨を意味している。その通貨は必ずしも「ドル」という名称で呼ばれるわけではなく、カンボジア・リエルやメキシコ・ペソである可能性もある。
一説によれば、ドル記号はすでに1492年に登場したと言われている。スペイン北部・アラゴンの王が、金銭単位を表すシンボルとして、ヘラクレスの柱とよばれるジブラルタル海峡への入口の岩に巻き付くリボンを選んだのだ。
別の説では、現在のボリビアにある世界最大の産業の中心地ポトシで1573年から1825年に鋳造された硬貨に、非常に似た記号がある。
3つ目の説では、IISという記号で表された、古代ローマの金銭単位「セステルティウス」に起源を求めている。
そして4つ目の説は、ほとんど証明することができないほど古い時代に、現在のドル記号が“PS(ペソの略語)”という組文字を簡略化した結果、できたものだという。その組文字は、1つ目の文字が2つ目の文字の表面に書かれているものだ。
イギリスのスターリング・ポンドのシンボルはラテン・アルファベットからできた。それはラテン文字の“L”に1本ないし2本のおなじみの平行線が引かれたものだ。そのベースにあったのは、古代ローマで基本重量単位として用いられていたラテン語のリブラ(フント)であり、これは後のイギリスでも使用されていた。
EUの通貨単位は17年の歴史を数えている。通貨のシンボルは10種類の案から世論調査をベースにして選ばれたものだ。通貨デザイン作成の公式版は、EUの元主任グラフィックデザイナーであるアーサー・アイゼンメンゲル氏によって異議が申し立てられている。氏はこの記号を統一欧州共通記号として作成したと主張している。
ところで、日本円もその国際的シンボルを手に入れたのはそれほど昔のことではない。ややこしい話を抜きにすれば、それは1953年に承認され、この通貨を指す記号として2本の横棒を引いたラテン文字の“Y”が選ばれた。興味深いことに、“円”という言葉は中国語の「ユアン」に由来している。それゆえ、かつてこれらの国では自国の通貨を指すときに、同じ漢字を用いていたのである。
ルーブルは、ロシア語ではрубльと書きます。
他の案もその頭文字をとってのРуの図案化ということか。なるほど。
さすがにまだキーボードでは出ないよなあ。
他の通貨記号はどうかというと、
ドル→$(ルーツは諸説あり)
円 →¥(Yenの頭文字Yに横棒)
ポンド→£(重量単位リブラから)
ユーロ→€(ギリシャ文字のεとヨーロッパのEから)
っていうか、ドル記号って縦線2本だと思ってたわ・・・
ちなみに以上の通貨をロシア語読みするとこうなります。
$=доллар(ドーラる)
£=фунт(フーント)
€=евро(ィエーヴら)
¥=иена(イェーナ)
なぜ円が「イェーン」でなく、「イェーナ」なんでしょうね( ゚д゚)
ロシア語では数詞と名詞が結びついたとき、その数詞によって名詞の形が変わるルールがあるのですが、それが関係しているんだと思います。
ルールについてはコチラ→【ロシア語】数詞(1)~個数詞編~
ちょっと文法的な話になりますが、こんな感じ↓↓
1円:иена(イェーナ)
2円~4円:иены(イェーヌィ)
5円以上:иен(イェーン)
※数詞が主格とそれに等しい対格のときのみ
想像ですが、ロシア語に最初に入ってきたのが5円以上だったのではないでしょうか。
そこから類推して、単数形の「イェーナ」を導き出したんじゃないかな。
もし1円が最初に広まっていたならば、「日本円」はロシア語で「иен, иена, иенов」と変化していたのかもしれません。
っていうか、ユーロみたいに変化なしにしたらいいのに。
ちなみに日本の通貨単位である「円」という単語はロシア語では12種類に変化するのですが、変化してиенами(イェーナミ)とかなってたら、ロシア語を知らない日本人は聞き取れないだろうなー、と思ったりします。
仮に変な形で定着したら、なかなか戻せないかもしれないw
外来語って怖いですねw
***めも***
планшет:タブレット
Геркулесовы столпы:ヘラクレスの柱
Гибралтарский пролив:ジブラルタル海峡
ルーブルに記号が与えられる(※長いので抄訳です)
まあ、一番無難なデザインだよね(;´Д`)