Привет( ・ω・)ノ
私は昨日ようやく岡山に入りまして、明日は北上して鳥取に向かうつもりです。大体エンジョイしているのですが、困ることといえば、実家にインターネット設備がないことですねw
ちなみにこの更新はiPhoneのデザリングを利用して行っているのですが、何しろ田舎なので3Gさえも満足に入らないのです( ;∀;)
iPhoneを介してのネット接続もできたりできなかったり(´・ω・`)
この地域ではauは満足に入らないのかー。残念。
都会ぐらしに慣れてしまうと、思わぬところで不便を感じますねw
さて、一昨日「ロシア国旗の日」に関する記事をとりあげました。
それに関連して、ロシア国民が自国の国旗・国章・国歌についてどう思っているかについての世論調査がありましたので記しておきます。
ロシア国民は自国の国章と国旗をよく知っており、国歌はそれよりも少し劣る。しかし、まさに国歌こそが国民を最も感動させている。
モスクワ、2013年8月20日
全ロシア世論研究センター(ВЦИОМ)は、ロシア人が国家の象徴をどれほどよく理解しているか、それがどんな感情を呼び起こすかについてのデータをまとめた。
全体として、ロシア人は国のシンボルをよく理解しており、自国の国章を最もよく知っている(86%が正しく描写することができた)。
次に認知度が高かったのは国旗であった:正しく色を答えられた人は96%で、さらに色も配置も正しく示すことができたのは70%であった。
国歌を知っている国民はやや少なかったが、肯定的な傾向が見られる:この2年間で歌詞の最初のフレーズを思い出せた人は、39%から54%に増加した。国家の象徴は、基本的に、ロシア人に誇りと感動を呼ぶものである。まず、ロシア国歌が回答者たちにそのような感情を与えている(54%)。
49%は国旗と国章に感動している。国家の象徴に好意的な感情を抱いているのは、回答者の30―34%である。国家の象徴に関心がないと答えたロシア国民は本質的に少なく(14-16%)、否定的な感情を持つ人は一桁だった。全ロシア世論研究センターの全ロシア調査は2013年8月10日~11日に実施された。ロシア国内42の州・地方・共和国の130市町村で調査された。統計上の誤差は3.4%以下。
出典:ВЦИОМ
統計は2004年からのものですが、現在のロシア国歌が正式に採用されたのは2001年1月1日ですから、正しく歌えた人は12年経ってようやく半数ほどということでしょうか。
ちなみに現ロシア国歌のメロディだけはソビエト連邦国歌と同じものですから、そちらのイメージが強い人は少なからずいるんでしょうね。
国歌に比べて歴史のある国旗(ピョートル大帝以後)、国章(ビザンツ帝国から継承した双頭の鷲)は、調査開始から比較的認知度が高いようです。
こうしてみると、全体的に好感を持っている人が多いんですね(゚д゚)
多民族国家であっても、ひとつの国としての象徴を共通のものとして受け入れているんだなあ。
そういや、国歌関連でひとつ思い出したのですが、ソ連が崩壊した直後、1991年から2000年までの間(エリツィン大統領時代)、ロシアの国歌は別の曲だったんですよね。
グリンカ作曲のПатриотическая песня(愛国歌)がそうですが、歌詞がなかったのとソ連国歌の根強い人気から、あまり定着しなかったようです。
今のロシア国歌はプーチン大統領の時代に国歌として定められました。国を治めるにあたり、一体としての国民を意識させるためには、こういった共通のシンボルを持つことは重要なのでしょうね。
今度、国歌の変遷についても調べてみようかな。
日本でこの手の世論調査をしたらどうなるだろうか。