Привет\(^o^)/
最近、夜遅くまで世界陸上を見ているせいか、Tゾーン(額から鼻筋)が荒れ始めた私ですorz
ちなみにロシア語でもТ-зонаというらしい。
そもそも誰が言い始めたことなんだろう。気になる!
さて、先ほど女子棒高跳で鮮やかな優勝を決めたイシンバエワ選手の表彰式の様子が中継されていました。
表彰台で少女のようにはしゃぐ姿。
ロシア国歌を口ずさみながら涙するその姿。
思わずもらい泣き・゚・(つД`)・゚・
一部で引退と報道されていましたが、引退ではなくて一時休養なんですね。
彼女のインタビューが出ていたので読んでみました。
Исинбаева: я всегда бегу впереди паровозаЕлена Исинбаева – о победе на чемпионате мира
イシンバエワ:私はいつも蒸気機関車の先を走ってるエレーナ・イシンバエワ―世界陸上での優勝について語る
優勝後の記者会見で、エレーナ・イシンバエワが競技の急展開、世界陸上金メダルへの道、そして今後の個人生活について語った。
大会4日目、エレーナ・イシンバエワ選手の金メダル獲得が大きな出来事となった。ファンたちの注目度と応援では、待ちに待ったウサイン・ボルト選手のロシア登場でさえ、エレーナ・イシンバエワ選手の勝利の前に霞むほどだった。彼女はあらゆる困難があったにもかかわらず、祖国の地で、自国の観客の前で世界チャンピオンという称号を手にして、その選手人生を中断する。
―あなたが最後の跳躍を行ったとき、それはあなたの人生最後の跳躍だということを考えましたか?あなたは復帰を約束してくれますか?
―これが私の最後の跳躍になると、どこか無意識で思っていました。そして私はまさに自分にとっての最後の大会で、輝かしい足跡を残したかったのです。最終的な結果が、4.89メートルの金メダルという価値あるものとなって、本当に嬉しいです。もし私が競技に復帰できなくても、私はできることは全てやったと自分に言い聞かせ、晴れやかな心で引退するでしょう。
―あなたは普段、ライバル選手たちの跳躍を見ませんが、今日は見ていましたね・・・
―私は表示版を見ていたんです。プロトコルでは私は最初で、跳躍も最初だったので、高さがどう上がってゆくのかを確認しなければなりませんでした。大会の最初には多くのライバル選手たちが参加していて、全部で1分間しか試技に与えられないので、自分の時間が全く気づかないうちに無くなるかもしれなかったのです。跳躍自体は見ていません。ただ表示版を見て調整していたんです。
―まさに4.89メートルという高さで金メダルが決まると思っていましたか?
―ええ、すでに大会前に金メダルは4.90か4.95の高さで決着がつくと言いました。私は今シーズン世界最高記録でここにきたわけではありません。世界陸上まで、私には華々しい勝利などなかったのです。だから、私は他の選手たちが準備万端で、彼女たちが良い結果を出すだろうと思っていました。ヤリスレイ・シルヴァ選手とジェニファー・サー選手は私を上回っていました。でも、私は自分自身のことがわかっています。私は今日、スタジアム全体が私のものになることも知っていましたし、観客のみなさんの感情やエネルギーがすべて私に向けられるだろうことを知っていました。そのことがとても私の支えになりました。私が今日勝つことができたのは、ただそのような支えがあったからです。私の家族や私の親愛なるコーチがいてくれたからです。私は公に宣言します:コーチが私を文字通り復活させてくれました。私は彼とのトレーニングのおかげで勝利することができたのです。
―ヤリスレイ・シルヴァ選手の将来についてはどう思いますか?
―彼女は一切譲りませんし、いつもよく準備しています。彼女は素晴らしい跳躍をしますし、4.90の高さを跳ぶ能力があります。もちろん、彼女が変わらぬ気もちで続けるのであれば、すべて上手くゆくでしょう。
―今回の観客席はあなたの選手人生の中で最高の支えとなったと言えますか?
―これまでで最高の応援でした!故郷のスタジアムで、故郷の観客で、私のホームでした。ほかに言うことがあるでしょうか?故郷の皆さんが支えてくれたと言われているのは正しいです。もし昨年ロシアでオリンピックがあったとしたら、結果は全く異なるものになっていたでしょう。ともかく私が言いたいのは、他の大会のときより支えられたということです。今日は決勝の間じゅう、観客の皆さんがまさに私のために応援をしてくれていたことを私は知っています。私は皆さんの応援を感じましたし、自分の中ですべての気もちを集中しました。それが金メダルという結果になったのです。繰り返しますが、皆さんの素晴らしい応援に本当に感謝しています。私は幸せです!
―あなたが引退されるのは、怪我のためですか、それともほかの動機によるものですか?
―怪我をしているわけではありません。来年、子どもを産みたいと思っているので休養するのです。それが叶ってすべてが上手くいけば、出産後の復帰にむけて努力するつもりです。負傷を公言するつもりはありません。母になりたいから休養するのです。
―どのくらいの期間、休養する予定なのか決まっていますか?
―それを言うのは難しいです。たくさんの様々な要因がありますから。大体、1年9ヶ月ちょっとぐらいかな、と思っています。2015年の世界陸上には間に合わないでしょうが、復帰したらリオ・デ・ジャネイロ大会までには間に合わせるように努力するつもりです。
―このような輝かしい勝利を手にして、おそらく天にも昇る気もちでしょう。この後、明日と明後日は何をする予定ですか?この勝利をどなたと、どんなふうに祝う予定ですか?
―モスクワ中どんちゃん騒ぎ、そんな勝利を祝おうと思っています(笑) スタジアムに集まった人々だけが私を応援してくれたと思いますか?そうではありません。テレビでさらに沢山の人たちが応援してくれました。私には山ほど親戚や友人がいます。私はモスクワにいるので、どうなるか想像することさえ恐ろしいです。ナイトクラブで祝いまくって、レストランに行きまくって、色んな場所を回ろうと思っています(笑) 大体恥ずかしがらずに酒盛りしたり暴れたりしようと思っています。
予定については、私のマネージャーさんに聞いたほうがいいかも。彼女が全て知っているので。山ほどインタビューや撮影などがあると思います。
―観客席にウクライナのファンがどれほどいたか気づきましたか?その応援が感じられましたか?あなたの選手人生において、セルゲイ・ブブカ選手の功績はどんな役割を果たしましたか?
―もちろん、応援を感じました。私たち―ウクライナ人とロシア人は、スポーツにおいては分けることはできません。やはり私たちは皆スラブ人ですから。私は応援してくれた皆さんに本当に感謝しています。セルゲイ・ブブカさんについて言うならば、彼はその人生において全てが可能であると、ましてスポーツにおいてはなおさらだと、自らの姿をもって示してくれました。道を外れなければ、努力して自分の目的に邁進すれば、すべて成し遂げられるのです。彼は全世界に全てが可能であることを示したのです。
―最初に失敗した後、あなたは長いことコーチと話していましたね。何を話していたのですか?高さを変えようとしていたのですか?
―ええ、私はエヴゲーニイ・ワシーリエヴィチコーチのところに行って尋ねたんです:「もしかして、4.75に変えた方がいいでしょうか?」って。自分ではコンディションはよくて、全てがすばらしいと感じていました。私たちはただ、違うポールを持ってきてしまって、それがあまりにも柔らかかったもので。コーチはそれを拒否して、リスクなしでこの先跳ぶべきだと言いました。おわかりでしょうか、私はずっと大会が始まるのを待っていたのです。そのあとさらに長いこと待たなければならなくて、戦闘意欲をそがれてしまう可能性があったのです。競技が始まったら少し楽になりました。でも、いずれにせよ、もちろんすごく緊張していました。
―いつもポールと何を話しているのですか?
―今は何も明かすつもりはありません。完全に引退するわけではないし。最終的にシューズを釘に掛けたそのときに言うかもしれませんね。
家庭をもち、出産をするために休養するんだね( ゚д゚)
彼女も31歳だもんね。
ブブカ選手のくだりも感動した。
休養前の最後の試合、有終の美を飾ることができてよかったね。
モスクワでどんちゃん騒ぎするらしいけど、どんな感じになるんだろうwww
気になります(ノ∀`)
паровоз:蒸気機関車
просто-напросто:本当に
(後半につづく)
出典:Чемпионат.com
***めも***