Привет( ・ω・)ノ
台風がようやく日本海に抜けましたね。
今年は台風が多いのかなあ・・・普段から準備しておかなければなりませんね。
さて、2日連続になりますが今日もフィギュアの話題です。
昨日、コメント欄でインタビュー記事をご紹介頂いたので、それを読んでみました( ´∀`)
原文は在ロシア日本国大使館のHPでpdfで閲覧できます(ロシア語)。
リンク:”ЯПОНИЯ. Стили и жизни”(在ロシア日本国大使館)
以下は公式のものではなく、私が個人的な興味に基づき訳したものです。
ニュアンスの違いなどあるかもしれませんが、ご容赦を_(._.)_
リプニツカヤ:私は日本のものをたくさん食べます・・・
―最近、日本に来られましたね。あなたの印象を語って下さい。何が一番気に入りましたか?食事ですか、人々ですか?
―全部ひっくるめて気に入りました。日本では全てが良いです。
―日本食を試してみましたか?好きですか?
―私は日本のものをたくさん食べます。好きですよ。お米を使った色々な料理、お寿司、巻き寿司はいつも好んでいました。
―モスクワの寿司とは違いますか?魚がより新鮮だとか?
―いえ、モスクワでも上手に料理しますよ。同じです。
―氷上での最も鮮烈な印象について語って下さい。
―今シーズンを総合するとしたら、本当に凝縮された感じです。
―大会前、戦うためのパワーをどこから得ていますか?
―今はもう力はなくて、疲れました。休まなきゃ(笑) やっぱりトレーニングがあります。そこで準備ができていれば、パワーは必要ありません。
―トレーニングにどのくらいの時間を費やしていますか?
―多くの時間、1日中です。体育館、リンク、体育館、リンク、体育館。基礎体力訓練、ダンス、振付をやります。
―日本での世界選手権の結果に満足していますか?2位でしたが…
―完全に、というわけではありませんが、満足しています。今シーズンは全体的に良い評価でした。ほぼどの大会でもそうでした… SPは良かったです。多分、シーズン最高です。FSもそうです。転倒したので、最高とは言えないけれど、やはり良かったです。
―日本についてどんなことを知っていますか?例えば、好きな作家、映画、アニメなど…
―アニメはないです。特に好きじゃないので。でも、私のイラストが描かれるのは面白いです。何故か、いつもユヅルと一緒のイラストが描かれるんです(編集部注:羽生結弦―日本の男子シングル選手。2014五輪金メダリスト)。
―日本はロシアと似ていると思いますか?
―いいえ、全く違っています。全てにおいて。人々も違うし、街も…ある通りを歩いていたら、地下にいるとわかるような。高層階で、たくさん建てられています。それに全部きれいだし。
―東京に住みたいと思いますか?
―住むのですか?いいえ。私にとってはロシアに住むのが良いです。東京へは1週間の旅行が良いですね。故郷に住みたいです。
―故郷というのは、エカテリンブルグですか?
―今はもうモスクワに家があります。
―ソチ五輪で優勝した後、人生が変わったと感じましたか?
―本当に、ひどく疲れました。オリンピックはあまりにも大変な大会です…シーズンを通じてとても大変でした。このオリンピックに選抜される必要があったので。私が思うに、これほど大変な選抜はロシアだけだと思います。何だか普通じゃありません。オリンピックは上々でした。完璧といっていいくらいです。でも、その後はもう本当に疲れました。急に注目を浴びてしまって…
―そうですね、優勝はそれほど大きいものですから…
―もう取り消せないですしね。
―あなたにとって、この優勝より意味のある優勝はありますか?
―個人戦で優勝できたら、やっぱり良いですね。
―今のあなたの課題は何ですか?
―今のところ、次のシーズンが課題です。私たちは次のシーズンを休養せず、GPシリーズに出て、ファイナルに選ばれ、その後はまた欧州選手権、世界選手権に出場するつもりです。
―フィギュアスケートとは必ずしも関係が無くても良いのですが、何か夢はありますか?10年後、20年後にはどうしていると思いますか?
―20年後ですか?(笑) 20年というのはあまりにも長いですね。まず、私の人生はもう常にフィギュアスケートと結びついていると理解しています。もしかしたら、今後は何らかのショーや、他にも何かするかもしれません。競技人生を終えたとしても、やはりずっと滑り続けると思います。
―あなたはこの競技を4歳からやっているそうですね?
―そうです。
―それはどういう経緯で?
―ママがリードしたんです。私にとってはどちらでも良かったのですが。
―好きになってから、どれくらいの時間が過ぎましたか?
―わかりませんが、多分1年でしょうか。それまではこの競技が重荷でした。
―辞めたくなったことはありますか?
―モスクワに引っ越す前は、ほとんど辞めるところでした。その後、モスクワで何度か辞めたくなりました。何ということもなく、通って、トレーニングをして。問題がとても多くて。
―あなたはもう真剣にフィギュアスケートに取り組んでいますが…
―もちろんです。今はもう仕事ですし、多くの人が私に関わるようになりましたから。今はインターネット上でコメントを書く人がとても多くて、全部同じようなコメントです。そういう人は何千もいます。もちろん、驚きです。
―あなたは時々インターネットを見るのですか?
―ええ、時には見ますし読みます。日本に行った後、たくさんの日本人が漢字で書き込みをしていて、私は機械翻訳で訳したほどです…
―どのように休暇を取ろうと計画していますか?
―海へ行きます。
―休みの時は何をするのが好きですか?音楽を聴いたり、友人と会ったりする人もいますが…
―寝るのが好きです。
―どんな音楽が好きですか?
―色んな音楽が好きです。良い音楽は全部。エミネムをよく聴いています。今はクラシックも、ポップスも、ラップも、巷にあるのは何でも聴きます。
―趣味はありますか?
―今はもうありません。今は学業です。もう趣味どころではありません。
―将来、あなたのお子さんにもフィギュアスケートをやって欲しいと思いますか?
―私は子どもをこんなに苦しめるつもりはありません。もちろん、もしかしたらスポーツはあり得ますが、でも何か他の競技です。
―フィギュアスケートの他に、どんなスポーツに興味がありますか? サッカーとか、ホッケーとか…
―いいえ、そういうのはあまり。新体操や体操競技はとても好きです。シンクロナイズドスイミングは水中で演技をやるのが好きです。大会があるときは、よく陸上をどんな種目でも見ています。どれも見るのは面白いです。好きなのは体操と、馬術もです。
―その種目をあなたの将来のお子さんに?
―子どもには関係ないことです。伸びる子も、伸びない子も生まれるでしょうし。逆に偉大な子が生まれたら育つかもしれないでしょうし。子ども自身が何かを気に入るかもしれませんし。子ども自身が興味があるものが良いですね。
―人生で特に尊敬しているのは誰ですか?
―スポーツ選手ですか? あらゆるスポーツ選手を尊敬しています。彼らを尊敬しないわけにはいきません。なぜなら、それがどういうものか、私自身が知っているから。
―あなたに影響を与えた人はいますか? こうなりたいと思うような人は?
―いいえ。自分が成長する方が良いし、誰にも似たくはありません。
―何カ国をまわりましたか?
―ロシアのほかには、日本、カナダ、フランス、イタリア、タイ、キプロス、中国、ポーランド、ハンガリー、フィンランドです。10カ国になります。
―どこが一番気に入りましたか?
―行ったところはどこも良かったです。もしかしたら、単に良い場所、良い都市にしか滞在しなかったからかもしれませんが、そこは本当に良かったです。
―近々、どんな予定がありますか?
―学校の試験に合格したら、休みをとって、新しいプログラムの演出をやる予定です。
―お時間を割いて頂きありがとうございました。
ある意味正直すぎる発言は、逆に本音のような気もするし、このストイックさが彼女の持ち味でもあるのでしょうね。
やっぱり競技一筋って感じがするなあ。
日本で自分のイラストが描かれる点については知っているし、なぜかいつも羽生くんと一緒に描かれるけれどприкольно(面白い)と感じている様子w
でも、機械翻訳で日本語を訳すのは止めたほうがいいかもね。いろいろアレだしw
新プロもなかなか決まらなくて悩んでいるようだけれど、楽しみにしています。
ユリア・リプニツカヤはアスリートらしく(ほとんど戦士のように)我々の質問に対し、正確に短く答えた。2014ソチ五輪フィギュアスケート金メダリストであり、同年の世界選手権日本大会銀メダリストである彼女が、自身の印象と計画について、次のワールドクラスの大会での勝利から中学卒業までを語った。
インタビュアー:Otsuki Kotaro(編集長)
さすがユーリャ、余計なリップ・サービスなどしませんね( ゚д゚)