Привет( ・ω・)ノ
気がつけば12月(декабрь)。
1年が経つのは速いものですね((((;゚Д゚))))
暦の上では冬ですが、東京はまだ秋の様相です。一昨日通りがかった日比谷公園は、赤く色づいたカエデが綺麗でした
↓↓こんな看板がありました↓↓
葉の形がカエルの手に似ていることから名づけられた。万葉名かえるで。
へー、そうだったんだΣ(゚Д゚)
全然知らんかったw
ロシア語ではклён(クリョーン)っていいますね。ちなみにロシアにはおよそ20種類のカエデが生育しているそうですよ。Клёнов(クリョーノフ)さんっていう姓もあるくらいですから、きっとポピュラーな植物なんでしょうね。
さて、今日は先日コメント欄でリクエストを頂いた記事を訳してみました。
11月20日にロシアのスポーツ紙に掲載されたフィギュアスケートに関する話題です。Кто станцует в Сочи? Россия сможет заявить запасного!
男子シングルの補欠を思いついたのも、「私たちではない」ようだ。
全体として、事は達成したと考えられる。おそらく、ISUは「引き返しは」しないだろう。補欠がいるということで、大多数のチームが利益を得るからだ。
基本解説~団体戦って何?~
・団体戦は、ソチで初めて導入されるオリンピックの新種目である。
・団体戦にはシングル選手2名(男子と女子)、ペア1組、アイスダンス1組からなる10チームが参加する。
・チームには、各種目1位―10点、2位―9点、3位―8点といったシステムで各選手(組)の点数が入る。
・SPの結果により、FSに進出する上位5チームが決定する。
・オリンピック団体戦の結果は、SPとFSでの団体得点を合計することで決定する。
微妙に回りくどくて、訳しづらい文章だったorz
要するに、ソチ五輪では補欠が認められるっていうのは決定事項ってこと?
それで、
団体戦→プルシェンコ
個人戦→コフトゥン
団体戦でプルシェンコに金メダルを取らせて、有終の美を飾ってもらう計画があるの?
じゃあPチャンVSプルシェンコは見られないの?
っていうか、ヴォロノフさんとかメンショフさんとかガチンスキー君は蚊帳の外なの?
そういう筋書きなら丸く収まるんだろうけど、他の選手やプルシェンコはそれに同意するのかなあ・・・
この記事にどこまで信憑性があるのかはわからないけれど、きっとそういう噂は根強くあるんでしょうね。
でも何だか複雑な気持ちです(´・ω・`)
誰がソチで踊るのか?ロシアは補欠を届け出ることができる!
役員たちが国際的なレベルでロシアのためのロビー活動を行うことができないことに対し、私たちはわが国の役員たちを非難することがよくある。極めて重要な決定が目前に迫ったフィギュアスケートの例は、ステレオタイプを覆した。私たちはオリンピックに男子シングルの補欠を置くことができる、という確信はすでにある!
■「マル秘」扱い
フィギュアスケート連盟を率いるアレクサンドル・ゴルシコフ会長とワレンチン・ピセーエフ理事長は、わが国の戦略的な問題において、彼らがイニシアチブを取ったことをしきりに否定する。
「私たちのことがまだ話題になっているよ。団体戦を思いついたのは私たち自身なのに、覆すのにはうんざりだとね」―このように、ワレンチン・ニコラエヴィチは苦い顔をした。
―本当に違うのですか?
―もちろん違う!
―国際スケート連盟(ISU)は国際オリンピック委員会に対し、全チームに補欠を入れることを許可するよう願い出た。決定はおそらく肯定的なものだろう。
このように、ピセーエフ理事長は明日「ルジニキ・スタジアム」の小アリーナで開幕するGPシリーズ・モスクワ大会の記者会見で語った。
その後、私は次のように確認した:
―ワレンチン・ニコラエヴィチ(ピセーエフ理事長)、決定はもう下されたそうですね。補欠を置く権利は公式に承認されました。しかし、文書自体は今のところISUに公開不可の状態で置いてあるとか?
理事長はうなずいた。
■コフトゥンも、プルシェンコも?
このことは私たちに何をもたらすのだろうか?表面的な印象に影響されても仕方がない:全てはチームおよび若き天才マクシム・コフトゥンのコンサルタントであるタチアナ・タラソワ氏が、彼をオリンピックに出場させるために考えたことだ。
トレーニングで、タチアナ・アナトリエヴナ(タラソワ)は実際、マクシムの強い野心を煽っている。「プルシェンコに勝つのであれば、現役の彼に勝つ。そうでなければ勝利の価値が失われる」―こんなふうにコーチの独白を「公開」したのはコフトゥン自身だ。
CSKAのリンクの屋根の下、指導の声が響いたのは、ちょうど2日前のことだった。コフトゥンのコーチであるエレーナ・ブヤノワ氏は、タラソワ氏のサポートのもと、「激しい」オリンピックの年に、技術的に完全にマクシムを再武装させた。彼のプログラムは、さながらパエリアのシーフードのように、4回転ジャンプに富んでいる。ステップでマクシムの足は「高難易度注射」の濃厚さを拒否しさえする。しかし彼は前進を続ける。強い意志と目的意識に感心せずにはいられない。
「やはりそれでは足りない」―ニシキヘビのカー(キップリングの小説『ジャングルブック』に登場するキャラクター―訳者注)ならこう言うだろう。プルシェンコに勝つためにはそれでは足りないのだ。オリンピックチャンピオンが自身のプログラムを披露したリガでの大会は(SPは変更される予定)、プルシェンコの帰還は絵空事ではない、と知らしめた。彼とミーシン教授を「おとぎ話の語り手」と呼ぶのは不誠実だし先見の明がない。マクシム・コフトゥンも、トリノチャンピオンを下す準備はおそらくできていないだろう。
しかし、彼らをお互いに「サイコロ勝負」させておくことは極めて重要ではないだろうか?伝説のオリンピックチャンピオンと、グヴィドン公(プーシキン『サルタン王の物語』に登場する勇士―訳者注)のスピードで成長する昨日のジュニア・・・可能な限りはるかに将来性のある、賢明なシナリオだ。
■エヴゲーニイの役割
オリンピックが近づくにつれ、エヴゲーニイ・プルシェンコは団体戦に目標を定めて準備しているという噂が根強くなる。今これを公式に認める者はいないだろう。というより、これはずっと前に、それも最上層部で決まっていたことなのだ。私が思い出すのは、春にソチ五輪のロシア選手団長であるアレクサンドル・クラフツォフが、私の「プルシェンコ・プロジェクトを信じていますか」との質問に対し、いくつかの単語の目に見えないキーボードを意味深に押しながら、こう答えたことだ:「私は、プルシェンコが2種目のうちの1種目で自己実現すると期待している。強調しよう、2種目のうちの1種目でだ」。
マクシム・コフトゥンは、GPシリーズ・パリ大会で世界チャンピオンのパトリック・チャンのスケーティングを見て、よく眠ることができなかった。そのスケーティングには、プルシェンコの天才的音楽センスや人々を魅了する優美な動作などはないし、きっと今後もないだろう。このカナダの選手の現実離れしたコンポーネンツ―それは冷めた表情で繰り出される純粋な技術なのだ。
プルシェンコが健康であれば、身振りや言葉では伝えられない強烈な印象によってチャンに勝つことができるだろう。その印象はまるで火花のように、軽やかに最上階にまで届き、会場じゅうに飛散するのだ・・・
ただ、エヴゲーニイは団体戦も個人戦もやり切れるのだろうか?4度目のオリンピックで乗りきれるのだろうか。はるかに若く怪我をしないチャンを捉えるには、きっと乗り切れないとカナダでは思われている。それに、すでにパトリックは団体戦に出場しないという情報がある。そうでなければ切り抜けられないだろう…だから、補欠の話は良い思いつきだ。プルシェンコに美しく去ってもらう。ロシアには団体戦のメダルを贈って―それは金メダルも例外ではない。若きコフトゥンが自分を試すのは、時期尚早だ。しかし、彼の将来のカナダの世界チャンピオンとの戦いのためには非常に重要だ。
(イネッサ・ラスカゾワ記者)