Привет( ・ω・)ノ
多くの小中高校では、今日から2学期ですね。
私の住む市の小学校は、始業式が8月27日だったらしいんだけど、最近は9月1日じゃないんだろうか(謎)
ところで、日本では学年度は4月に始まり3月に終わりますが、ロシアでは9月1日に始まります。
今年は1日が日曜日だったので、今日から始まったところも多いみたいです。
それに関連して、あのプーチン大統領が学校訪問したらしいんだけど、そこで生徒たちにクイズを出したそうで。
【問題】
プーチン大統領が電子黒板に下のような絵を描きました。何の絵でしょうか?
結構難易度高いなwww
回答は最後に!
9月1日、ロシアでは「知識の日」が祝われている。
毎年9月1日、ロシアでは「知識の日」が祝われている。この日はまた、いくつかの他の旧ソ連諸国でも公式の祝日である。
祝日のルーツは、15世紀にビザンツからロシアに入ってきた、秋の最初の日に新年度の訪れを祝う習慣と関連している。1492年9月1日から、ルーシ(ロシアの古名―訳者注)では教会と国家の新年の祝日が祝われるようになり、それはしばしば学校の新年度開始と結び付けられていた。
しかしながら、この日付と新年度の開始との間にはっきりした関係はない。1804年11月5日施行の「中等教育機関統一法」は、郡学校とギムナジウムでの年度の開始日を統一した。それは生神女就寝祭の2週間にわたる斎戒期初日である8月1日であった(新暦では8月14日)。19世紀末、ロシア帝国全土でギムナジウムと大学の学年度は、斎戒期終了直後の8月16日(29日)に開始されていた。その他の教育機関では決まった開始日は存在しなかった。学年は9月半ばに始まることもあったし、10月初旬か半ばのことさえあった。
ソ連でも、1930年の半ばまでは、正確な年度開始日は定められていなかった。1930年8月14日の人民会議決議によれば、8歳~10歳の全ての子供と、このときまで学校で教育を受けたことのないその他の年令の子供は、秋に学校に入学しなければならなかった。子供を学校に行かせる義務はその両親が負った。どの子供も小学校に4年以上通わなければならなかった。
全ての教育機関における統一の年度開始日は、1935年9月3日全ソ連邦ボリシェビキ共産党中央委員会人民会議の「教育事業の設立と小学校、短期中学校、中学校における内規に関する決議」によって導入された。それにより、ソ連の全ての学校で授業開始日は9月1日、終了日は1~3年生は6月1日、4~7年生は6月10日、8~10年生は6月20日と定められた。
「知識の日」は、1980年9月1日のソ連邦最高会議幹部会「祝日記念日についての法令」に基づき国家の公式の祝日となった。
9月1日は、全てのロシアの小中高生、大学生、教員にとって新年度の開始日である。この日、学校では伝統的に祝賀整列、ホームルーム、知識・平和・安全・勇気についての授業が行われる。
学校では特に粛々と1年生を迎える。教師が生徒を祝い、恒例の最初のベルが鳴り響く。
2013年9月1日は日曜日に当たったため、国内の一連の都市では政府が新年度の始まりを1日延期し、9月2日とする決定を下した。
新2013/2014年度の初日、およそ150万人の1年生が学校の敷居をまたいだ。2012年は140万人だった。全部で130万人を越える生徒たちが席につき、4万4千校が開校する。新年度に向けて、42の新しい普通教育学校が開校し、5千校以上が大規模改修された。2013年、地方教育体制の近代化に400億ルーブルの予算が計上された。
新年度、教育機関の生徒と職員を待っているのは、2013年9月1日に発効する新連邦法「ロシア連邦教育法」に伴う一連の新しい習慣だ。とりわけ、2013年9月1日から、生徒の服装に新しい要求が盛り込まれる―ロシアの全ての教育機関で制服が義務化されるのだ。
2013年9月1日から、各教育施設は、自らに関する根本的な重要な情報を公開しなければならなくなる。国内の各小学校は、電子教育資料を利用した視聴覚教育を行うためのマルチメディア機器をもたなくてはならなくなる。コンピューター、電子黒板、プロジェクターが最低限要求される。
また、新連邦法は各生徒に全教科の無料教材を保証している。教科書目録は選択肢がより少なく簡素化され、これらの教科書の質とレベルが上がる。
多くの小中高校では、今日から2学期ですね。
私の住む市の小学校は、始業式が8月27日だったらしいんだけど、最近は9月1日じゃないんだろうか(謎)
ところで、日本では学年度は4月に始まり3月に終わりますが、ロシアでは9月1日に始まります。
今年は1日が日曜日だったので、今日から始まったところも多いみたいです。
それに関連して、あのプーチン大統領が学校訪問したらしいんだけど、そこで生徒たちにクイズを出したそうで。
【問題】
プーチン大統領が電子黒板に下のような絵を描きました。何の絵でしょうか?
結構難易度高いなwww
回答は最後に!
ロシアにおける「知識の日」:祝日の歴史
9月1日、ロシアでは「知識の日」が祝われている。
毎年9月1日、ロシアでは「知識の日」が祝われている。この日はまた、いくつかの他の旧ソ連諸国でも公式の祝日である。
祝日のルーツは、15世紀にビザンツからロシアに入ってきた、秋の最初の日に新年度の訪れを祝う習慣と関連している。1492年9月1日から、ルーシ(ロシアの古名―訳者注)では教会と国家の新年の祝日が祝われるようになり、それはしばしば学校の新年度開始と結び付けられていた。
しかしながら、この日付と新年度の開始との間にはっきりした関係はない。1804年11月5日施行の「中等教育機関統一法」は、郡学校とギムナジウムでの年度の開始日を統一した。それは生神女就寝祭の2週間にわたる斎戒期初日である8月1日であった(新暦では8月14日)。19世紀末、ロシア帝国全土でギムナジウムと大学の学年度は、斎戒期終了直後の8月16日(29日)に開始されていた。その他の教育機関では決まった開始日は存在しなかった。学年は9月半ばに始まることもあったし、10月初旬か半ばのことさえあった。
ソ連でも、1930年の半ばまでは、正確な年度開始日は定められていなかった。1930年8月14日の人民会議決議によれば、8歳~10歳の全ての子供と、このときまで学校で教育を受けたことのないその他の年令の子供は、秋に学校に入学しなければならなかった。子供を学校に行かせる義務はその両親が負った。どの子供も小学校に4年以上通わなければならなかった。
全ての教育機関における統一の年度開始日は、1935年9月3日全ソ連邦ボリシェビキ共産党中央委員会人民会議の「教育事業の設立と小学校、短期中学校、中学校における内規に関する決議」によって導入された。それにより、ソ連の全ての学校で授業開始日は9月1日、終了日は1~3年生は6月1日、4~7年生は6月10日、8~10年生は6月20日と定められた。
「知識の日」は、1980年9月1日のソ連邦最高会議幹部会「祝日記念日についての法令」に基づき国家の公式の祝日となった。
9月1日は、全てのロシアの小中高生、大学生、教員にとって新年度の開始日である。この日、学校では伝統的に祝賀整列、ホームルーム、知識・平和・安全・勇気についての授業が行われる。
学校では特に粛々と1年生を迎える。教師が生徒を祝い、恒例の最初のベルが鳴り響く。
2013年9月1日は日曜日に当たったため、国内の一連の都市では政府が新年度の始まりを1日延期し、9月2日とする決定を下した。
新2013/2014年度の初日、およそ150万人の1年生が学校の敷居をまたいだ。2012年は140万人だった。全部で130万人を越える生徒たちが席につき、4万4千校が開校する。新年度に向けて、42の新しい普通教育学校が開校し、5千校以上が大規模改修された。2013年、地方教育体制の近代化に400億ルーブルの予算が計上された。
新年度、教育機関の生徒と職員を待っているのは、2013年9月1日に発効する新連邦法「ロシア連邦教育法」に伴う一連の新しい習慣だ。とりわけ、2013年9月1日から、生徒の服装に新しい要求が盛り込まれる―ロシアの全ての教育機関で制服が義務化されるのだ。
2013年9月1日から、各教育施設は、自らに関する根本的な重要な情報を公開しなければならなくなる。国内の各小学校は、電子教育資料を利用した視聴覚教育を行うためのマルチメディア機器をもたなくてはならなくなる。コンピューター、電子黒板、プロジェクターが最低限要求される。
また、新連邦法は各生徒に全教科の無料教材を保証している。教科書目録は選択肢がより少なく簡素化され、これらの教科書の質とレベルが上がる。
現在の暦では新年は1月1日に始まりますが、ビザンツ暦では9月1日スタートでした。いわゆるインディクティオってやつです。
ロシアでは15世紀のイワン3世の時代から、1700年にピョートル大帝によって1月1日が新年と定められるまで、一年の始まりは9月1日でした。
どうやらそれが現代の新年度開始日と関係しているとか( ´_ゝ`)フーン
それからリンク元に新入生の諸経費リストがあったんだけど、これもなかなか興味深かったよ!
男子![]()
制服(Костюм)…2,700ルーブル~
靴(Ботинки)…1,000ルーブル~
体操服(Спортивная форма)…1,300ルーブル~
運動靴(Спортивная обувь)…800ルーブル~
合計:5,800ルーブル~(≒17,000円)
女子![]()
制服(Костюм)…4,150ルーブル~
靴(Туфли)…1,000ルーブル~
体操服(Спортивная форма)…1,300ルーブル
運動靴(Спортивная обувь)…800ルーブル~
計:7,250ルーブル~(≒21,600円)
文房具セット(Канцелярские принадлежности)…475ルーブル~
通学カバン(Ранец)(必要に応じて)…1,300ルーブル~
靴袋(Мешок для обуви)…100ルーブル~
※1ルーブル≒3円
女子のほうがちょっと高いんだねー。
ちなみに4ヶ月ほど前の記事で、ロシアの制服の新デザインを取り上げたので、気になる人は見てね☆彡
【過去記事】ロシアで制服復活か~新デザインお披露目~
さて、冒頭のクイズの答え。
記事のように、今年度から学校にマルチメディア機器の設置が義務付けられるようになりましたが、必須アイテムの一つである「電子黒板」を使ってプーチン大統領が描いたのは・・・
ロシアでは15世紀のイワン3世の時代から、1700年にピョートル大帝によって1月1日が新年と定められるまで、一年の始まりは9月1日でした。
どうやらそれが現代の新年度開始日と関係しているとか( ´_ゝ`)フーン
それからリンク元に新入生の諸経費リストがあったんだけど、これもなかなか興味深かったよ!


制服(Костюм)…2,700ルーブル~
靴(Ботинки)…1,000ルーブル~
体操服(Спортивная форма)…1,300ルーブル~
運動靴(Спортивная обувь)…800ルーブル~
合計:5,800ルーブル~(≒17,000円)


制服(Костюм)…4,150ルーブル~
靴(Туфли)…1,000ルーブル~
体操服(Спортивная форма)…1,300ルーブル
運動靴(Спортивная обувь)…800ルーブル~
計:7,250ルーブル~(≒21,600円)



※1ルーブル≒3円
ちなみに4ヶ月ほど前の記事で、ロシアの制服の新デザインを取り上げたので、気になる人は見てね☆彡
【過去記事】ロシアで制服復活か~新デザインお披露目~
さて、冒頭のクイズの答え。
記事のように、今年度から学校にマルチメディア機器の設置が義務付けられるようになりましたが、必須アイテムの一つである「電子黒板」を使ってプーチン大統領が描いたのは・・・